「犬を飼ったら自分も変わるって本当?」

そんな疑問を持って、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

犬を迎えることで生活リズムや価値観、人間関係まで大きく変わるという声は多いですが、「具体的にどう変わるのか」「つらいと感じることはないのか」といったリアルな部分まで知りたい方もいるはずです。

この記事では、飼い主が実感する変化の内容から、生活・お金・心・人間関係への影響まで幅広くお伝えしていきます。
さらに、変化を良い方向に活かすための工夫や、しんどさを感じたときの対処法も取り上げているので、ぜひ最後まで読んでみてください!

犬を飼って”飼い主が変わる”のは本当?多くの人が実感する5つの変化

「犬を飼ったら人が変わる」という話は、飼い主の間でよく語られます。
実際、犬との生活を始めてから自分自身が変わったと実感する人は非常に多く、その変化は生活習慣から価値観まで多岐にわたります。

ここでは、多くの飼い主が共通して感じる5つの変化についてお伝えしていきます!

生活リズムが整う(早起き・規則正しい毎日)

犬を飼い始めると、まず実感しやすい変化が生活リズムの安定です。

犬は毎日ほぼ同じ時間にごはんを求め、散歩に行きたがります。
つまり、飼い主もその時間に合わせて動かざるを得なくなるわけです。

以前は休日に昼まで寝ていた人が、犬を迎えてから毎朝7時に起きるようになった、という話はよく聞かれます。
強制的に早起きの習慣がつくため、結果として睡眠リズムが整い、日中の活動量が増えるという効果も生まれます。

このように、犬という「生き物との約束」が、自然と規則正しい生活をつくってくれるのです。

健康意識が高まる(散歩で運動習慣がつく)

散歩は、犬だけでなく飼い主の運動習慣にも直結します。

1日2回、1回あたり20〜30分の散歩を続けていると、月間の歩行距離はかなりの量になります。
しかも「犬のため」という明確な動機があるので、雨の日や疲れた日でも外に出るモチベーションが維持されやすいです。

実際に、犬を飼い始めてから体重が落ちた・血圧が安定したという飼い主の声は少なくありません。
だからこそ、運動不足を感じていた方にとって、犬との散歩は理想的な運動習慣のきっかけになり得るのです。

感情の変化(癒し・安心感・自己肯定感の向上)

犬と暮らすことで、心の状態にも変化が生まれます。

帰宅すると尻尾を振って迎えてくれる、膝の上でうとうとしている、そういった日常のふとした瞬間に感じる癒しは、精神的な安定につながります。
また、「自分を必要としてくれる存在がいる」という感覚が自己肯定感を高めるという側面も。

仕事でうまくいかない日でも、犬がいるだけで「まあいっか」と思えた、という声は飼い主の間でよく聞かれます。
こうした感情の変化は、ストレス耐性を高める効果もあると言われています。

価値観の変化(時間とお金の優先順位が変わる)

犬を迎えると、時間もお金も「犬のために使う」という優先順位が自然と生まれます。

例えば、以前は深夜まで飲み歩いていた人が、犬が待っているからと早めに帰るようになるケースは多いです。
お金についても、医療費やフードにかける費用を惜しまなくなり、自分の浪費が減ったという飼い主も。

つまり、犬の存在が「何のために時間やお金を使うのか」を考えるきっかけになるのです。
価値観の優先順位が変わることで、生活全体が整っていくと感じる人も少なくありません。

人とのつながりが増える(散歩仲間・家族の会話)

犬を飼い始めると、これまで会話がなかった近所の人と自然に話すようになることがあります。

散歩中に「かわいいですね」と声をかけられたり、同じ犬種の飼い主と意気投合したりと、犬がいることでコミュニケーションのきっかけが生まれやすくなるのです。
そのほか、家族間の会話が増えるという変化も多くの飼い主が実感しています。

子どもの話題が少なかった夫婦が、犬の話をきっかけに会話が弾むようになった、という声もあります。
犬は、人と人との距離を縮める「橋渡し役」になってくれることがあるのです!

【生活編】時間・お金・自由はどう変わる?リアルなビフォーアフター

犬を飼う前と後では、日常生活の具体的な部分が変わります。
「どれくらい自由が制限されるの?」「お金はどれくらいかかる?」と気になっている方も多いはずです。

ここからは、生活面でのリアルなビフォーアフターをお伝えしていきます。

朝と夜の過ごし方の変化(散歩中心の生活へ)

犬を飼い始めると、1日のスケジュールが「散歩ありき」で組み立てられるようになります。

朝は起き抜けにごはんと散歩、夜は夕食後にもう1回散歩、というサイクルが基本になる犬種が多いです。
特に朝の散歩は、早起きを余儀なくされるため、夜更かし習慣が自然と消えていくことも。

一方で、この「強制的な朝の行動」が苦痛に感じる人もいます。
しかし、慣れてくると散歩の時間がむしろリフレッシュの時間になり、手放せない習慣になったという飼い主がほとんどです。

外出・旅行・飲み会の頻度はどう変わる?

犬を飼うと、自由に外出できる時間が減るのは事実です。

特に子犬の頃は長時間の留守番が難しいため、旅行や泊まりがけの外出には制限が生まれます。
飲み会も「早めに帰りたい」という気持ちが出てきて、頻度が落ちる飼い主は多いです。

ただし、ペットホテルやペットシッターの活用でこの問題はある程度解消できます。
犬を連れて行けるカフェやホテルも増えているので、「旅行が一切できなくなる」という状況はむしろ少なくなっています。

毎月どれくらいお金がかかる?想定外の出費とは

犬を飼うと、毎月一定のコストが発生します。

フード代・シャンプー代・おもちゃなどの消耗品で月1万〜2万円程度、さらにワクチンや定期的な健康診断を含めると年間10万円以上になることも珍しくありません。
加えて、病気やケガのときの医療費は想定外に高額になるケースも多く、ペット保険への加入を検討する飼い主が増えています。

「こんなにかかるとは思っていなかった」という声はよく聞かれるため、迎える前にある程度の費用感を把握しておくことが大切です。

「自由が減った」と感じる瞬間とその正体

犬を飼い始めた多くの人が、一度は「自由が減った」と感じます。

その正体は多くの場合、「以前は何も考えずできていたことが、犬を基準に考えなければならなくなった」という感覚の変化です。
具体的には、急な飲み会への参加や、衝動的な遠出が難しくなる場面が増えます。

しかし、この感覚は慣れとともに薄れていくことがほとんどです。
むしろ、犬がいることで生まれる「帰る場所」や「待っている存在」が、生活に充実感をもたらすと感じる飼い主も多くいます!

【心の変化編】優しくなる?我慢強くなる?それとも疲れる?

犬との生活は、飼い主の心理面にも大きな変化をもたらします。
「優しくなった」「忍耐力がついた」という前向きな声がある一方、「しんどい」「疲れた」という本音も存在します。

ここでは、心の変化についてリアルな視点でお伝えしていきます。

小さな命を守る責任感が強くなる

犬を迎えた瞬間から、「この子の命は自分が守らなければ」という意識が生まれます。

その責任感は、日常的な行動の細部にまで影響を与えます。例えば、危険なものを床に置かない、食べさせてはいけないものを徹底的に調べるなど、注意深さが増す飼い主がほとんどです。
また、この責任感が仕事や家庭においても「誰かのために動く力」として発揮されるようになったと感じる人もいます。

小さな命を預かる経験は、人間的な成長につながる部分が大きいと言えるでしょう。

イライラや罪悪感を感じやすくなる理由

犬との生活では、ポジティブな感情だけでなく、イライラや罪悪感を覚える場面も出てきます。

例えば、トイレの失敗が続いたり、深夜に吠えたりしたとき。
思わず声を荒げてしまったあと、「こんなにイライラするはずじゃなかった」「叱りすぎたかも」と罪悪感を感じる飼い主は少なくありません。

しかし、こうした感情は犬への愛着があるからこそ生まれるものです。
イライラも罪悪感も、真剣に向き合っている証拠と考えてみてください。

「可愛いのにしんどい」と思うのは普通?

「こんなに可愛いのに、なんでこんなにしんどいんだろう」と感じる飼い主は、実はとても多いです。

特に迎えてから数ヶ月間は、生活リズムの変化・夜泣き・トイレトレーニングなどが重なり、精神的・体力的に消耗しやすい時期です。
この状態は「パピーブルー」とも呼ばれ、育児の「マタニティブルー」に似た現象として知られています。

「可愛いのにしんどい」という感情は、けっしておかしなことではありません。
むしろ、それだけ一生懸命向き合っているからこそ生まれる感情です!

飼い主として成長を実感する瞬間

しんどい時期を乗り越えた先に、飼い主として確かな成長を実感できる瞬間が訪れます。

例えば、トイレトレーニングが完了したとき。
または、苦手だったコマンドを初めて成功させたとき。
こうした小さな達成の積み重ねが、「自分にも根気強く取り組めるんだ」という自己効力感につながっていきます。

犬との生活は、楽しいことと大変なことの両面がありますが、その両方を経て成長できるのが醍醐味と言えるでしょう。

【人間関係編】家族・夫婦・友人との関係はどう変わるのか

犬を迎えると、家族や夫婦、友人との関係にも変化が生まれます。
プラスに働くケースもあれば、摩擦が生じることも。

ここでは、人間関係における変化のさまざまな側面をお伝えしていきます。

家族の会話が増えるケース

犬の存在が、家族間のコミュニケーションを活性化させることがあります。

「今日散歩でこんなことがあった」「ごはんをよく食べてた」といった犬にまつわる話題が自然と増えるためです。
特に、子どもが巣立って会話が減りがちな夫婦や、家族間でそれぞれが忙しくすれ違いが多かった家庭ほど、犬が「共通の話題」として機能しやすいです。

つまり、犬は家族の空気を変えるきっかけになり得るのです。

役割分担で揉めるケース

一方で、犬の世話をめぐって家族間で摩擦が生じるケースも少なくありません。

「散歩は誰が行くのか」「ごはんは誰があげるのか」といった役割分担が曖昧なまま進むと、特定の人に負担が集中しやすくなります。
その結果、「自分ばかりやっている」という不満が蓄積され、家族関係がこじれることも。

だからこそ、犬を迎える前に家族全員で役割を話し合っておくことが重要です。

散歩が生む新しいコミュニティ

散歩は、新しい人間関係を生む場でもあります。

毎朝同じ時間に公園で顔を合わせる常連の飼い主さんと仲良くなったり、SNSで同じ犬種のコミュニティに参加したりと、犬を通じた縁が広がっていきます。
こうしたつながりは、悩みや情報を共有できる心強い存在になることも多いです。

特に在宅ワークや育児で社会的なつながりが少なくなっていた方にとって、散歩コミュニティは大切な居場所になることもあります!

犬を通じて価値観の違いが見えることも

犬を迎えたことで、パートナーや家族との価値観の違いが浮き彫りになるケースもあります。

「犬にお金をかけることへの温度差」「しつけの方針の違い」「旅行や外出への制限をどう捉えるか」など、日常のさまざまな場面で考え方の差が見えてきます。
ただし、こうした違いをきっかけに話し合いが深まり、関係性がより強固になったという夫婦や家族も多いです。

価値観の違いは、関係を壊すものではなく、すり合わせるきっかけとして捉えてみることも大切です。

変化を”良い方向”にするために飼い主ができる3つの工夫

犬を迎えることで生まれる変化を、ポジティブな方向に活かすためには少しの工夫が必要です。

「うまくいっている飼い主に共通していること」として挙げられることが多い3つの工夫を、ここから取り上げていきます!

完璧を目指さない(100点を求めない)

犬との生活で最初に手放すべきなのは、「完璧にやらなければ」という思い込みです。

トイレの失敗も、散歩を少し短くした日も、手作りごはんが続けられなかった日も、それで犬との関係が壊れるわけではありません。
80点でいい、今日できることをやれば十分、という感覚を持つことが長続きの秘訣です。

完璧主義になればなるほど消耗が早くなるので、「まずまず」を積み重ねていく姿勢を大切にしてみてください。

ルールを決めて負担を分散する

複数人で暮らしている場合、役割分担のルールを明確にすることが飼い主の疲弊を防ぎます。

「朝の散歩は〇〇担当、夜は△△担当」「ごはんは交互に担当」など、細かく決めておくと特定の人への負担集中を防ぎやすくなります。
さらに、ルールを書き出して共有することで、曖昧な状態から生まれる「なんで私ばかり」という不満を減らせます。

ルールは厳格に守ることよりも、お互いがフォローしやすい雰囲気をつくることが大切です。

頼れるサービス・周囲を上手に活用する

「自分たちだけで全部やらなければ」と抱え込まないことも重要です。

ペットシッターやドッグウォーカー、ペットホテルなどのサービスは、飼い主が休息を取るためにも活用できます。
また、かかりつけの動物病院のスタッフや信頼できるペット仲間に相談することで、不安や悩みが軽くなることも多いです。

頼れる環境を意識的に整えることが、犬との長い生活を楽しく続けるための土台になります!

「変化を実感できない」「つらい」と感じたときのチェックリストと対処法

犬との生活に慣れてきたころ、「なんとなく疲れている」「思っていたのと違う」と感じる時期が訪れることがあります。

そういったときに自分の状態を振り返るためのチェックポイントと、それぞれの対処法をお伝えしていきます。

睡眠不足になっていないか

犬の夜泣きや早朝の要求で睡眠が削られていると、心身のバランスが崩れやすくなります。

慢性的な睡眠不足はイライラや集中力の低下につながるため、犬の生活リズムを整えることを最優先に取り組んでみることが大切です。
具体的には、子犬の場合は夜間のクレートトレーニングを取り入れることで夜泣きを減らせる場合があります。

まずは「自分が十分に眠れているか」を振り返ってみてください。

一人時間は確保できているか

犬と四六時中一緒にいると、精神的な疲弊感を感じやすくなることがあります。

これは犬が嫌いになったわけではなく、単純に「自分だけの時間」が必要なサインです。
1日30分でも、散歩や家事から離れてひとりでいられる時間を意識的につくることが、気持ちの回復につながります。

犬のためにも、飼い主が心身を整えておくことが一番大切なことです。

犬中心になりすぎていないか

犬のために自分の生活を全て犠牲にしてしまう状態は、長期的に見て飼い主にとっても犬にとっても良いとは言えません。

趣味を楽しむ時間や友人との時間も、飼い主の豊かな精神状態を保つために必要です。
「犬のために何かを我慢しすぎていないか」を定期的に見直してみることをオススメします。

バランスを保つことが、笑顔で犬に接し続けるための基本です。

必要なら専門家や家族に相談する選択肢も

一人で抱え込まず、必要なときには専門家や信頼できる人に相談することも大切な選択肢です。

しつけがうまくいかないときは、ドッグトレーナーへの相談が有効です。
精神的な疲れが続く場合は、かかりつけ医や身近な家族に話すだけでも気持ちが楽になることがあります。

「誰かに頼ること」は弱さではなく、長く犬と向き合い続けるための賢い判断です!

まとめ

この記事では、犬を飼って飼い主に起こるリアルな変化について、生活・心理・人間関係など多角的にお伝えしてきました。

犬を迎えると、生活リズムが整い、運動習慣がつき、感情や価値観にも変化が生まれます。
一方で、自由の制限や金銭的な負担、心身の疲れを感じる場面も出てきます。

大切なのは、良い変化も大変な変化も、どちらも犬との生活のリアルな姿として受け入れることです。
完璧を目指さず、頼れるものには頼りながら、飼い主自身のペースで歩んでいくことが、長く笑顔で過ごせる秘訣と言えるでしょう。

これから犬を迎えようとしている方は、ぜひこの記事を参考にしながら、準備を進めてみてください!